地震で火災が発生
2006年に、2003年以前の原発データの改ざんが続々と見つかりました。
制御棒が脱落する危険性が大きな問題になっていた2007年に、新潟県中越沖地震が発生。2分後に3号機の変圧器から火災が発生しました。
東電は、しばらくしてから、運転していた4号機と7号機が安全に停止できたので、原発の安全性が証明されたと問題をすり替えて、原発を稼働しました。

1996年から気づかなかった
今回は、6号機の再稼働で、1月20日が予定日でした。その直前に制御棒を炉から引き抜く検査をすると、警報が鳴らなかったので、1月17日に再稼働の中止を決定。
装置をチェックすると、1996年の運転開始時から警報が正常に作動しない状態が続いていた可能性が高いことがわかりました。
警報装置を直して1月21日に再稼働すると、5時間後、制御棒の監視装置の不具合を示す警報が鳴って、稼働はストップ。29時間後に原子炉が止まりました。

このトラブルを直して、2月9日に原子炉を再起動させて、3月18日から営業運転を始めることにしたとき、社長は読売新聞に、「安全を最優先」と言いました。
この状態なら「安全に注意し」としか言えません。
東電は、現場だけでなく、社長にいたるまで、心の底から安全を軽視しているのです。30年気づかなかった異常で制御棒のトラブルが続いて起きたのですから、第3者が見直さないと信頼できません。
新潟県は1000億円もらっていても、専門委員会にチェックさせるべきです。
最良の策は、新潟県知事が「トラブルが続く原発の再稼働は認めない」と言い、廃炉にさせて、莫大な廃炉費用で地元産業を維持することです。